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フィオーレ自然観察会113「冬の装い、花、木、鳥」

2024年1月20日(土) 石神井公園 10:00~11:45

暦通りの「大寒」らしい寒さ、曇天の中での開催でした。今回は、写真・全体担当として見て回りました。センダンの鈴なりの実をヒヨドリが啄むのを見て観察会スタート。この時期の目玉である冬芽観察、三大美芽のコクサギ、センダン、イロハモミジ、アジサイ、ムラサキシキブ等をじっくり見ました。沢山の実をつけたアキニレに野鳥は来ておらず残念。冬の生き物といえば、フユシャクですが♀に出会う事はコースの中では少ない。幸運にも今日は、木柵の上にウスバフユシャク♀がいてくれました。“小さいですね、「蛾」とは信じられない”との声が聞かれました。茶店裏のトタン塀には♂が張り付いており、雌雄ともに観察できました。ジャコウアゲハの蛹やヒラタグモの巣も数多く目立っていました。 ヤツデの葉のクロスジホソサジヨコバイ捜しは盛り上がりました。参加者自身で葉を裏返して見つけると一層感激します。頭はどっち?の声も。成虫越冬のキマダラカメムシ、ツヤアオカメムシ、チャバネアオカメムシもいました。野鳥はアオジ、セグロセキレイ、キセキレイを確認。ポンプ故障で水位が下がっている中の島付近には、アオサギ、カワウ等の常連達、冬鳥のオカヨシガモ夫婦を見つけた子供達はナカヨシガモと命名。寒い中、ツグミが群れて水浴びをしていました。子供班リーダーの、干上がったひょうたん池の観察、落ち葉の下の虫さがし、笹舟を作って池に浮かべるなど、子供達に楽しんでもらう工夫に感心しました。(冨岡)

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